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古い建物の、それ違法建築?既存不適格?

  • 4月2日
  • 読了時間: 3分

自分の家はもしかして違法建築?、もしくは、違法かどうかまではわからないけれど、ちゃんと書類や図面があるかどうかわからない、古い建物、特に木造戸建てにお住まいでそのように思われている方、いらっしゃると思います。


今の法律(建築基準法、都市計画法など)に合っていない建物は世の中にたくさん存在します。そうなっている原因は次の2つです。

・違法建築

・既存不適格


違法建築はまさに法律違反をした建物のことで、その建物を建てた時に違反行為がおこなわれたことを意味します。建物を建てる時には必ず「確認申請」や「完了検査」という手続きをとるので、違反行為というのはすなわち無断で、無許可で建てられた、ということになります。


一方、既存不適格は違法とは異なり、きちんと手続きも踏んで、法律通りに建てたのだけど、それから年月が経って法律が変わり、現在運用されている法律に合わなくなってしまっている状態のことです。


これまで通り普通に暮らしている分には何の支障もないので、意識することもないかと思うのですが、例えば売却をする場合、大規模なリフォームをするので銀行から融資を受ける場合、大規模修繕や増築の確認申請をする場合などなど、建物にまつわるイベントが発生した場合に「あれ?この建物って実は…」ということになるかもしれません。


また、「登記されているから大丈夫!」と思われている方もいらっしゃいますが、登記(税務署)と建築許可申請(行政庁)とはチェックしている内容がまるで異なりますし、連携もしていません。登記の際も建築確認の書類は不要です。違反建築だろうがなんだろうが、登記されているものに対して税金がかかっているだけです。


違法建築でも既存不適格でも、基本は「現行の法律に合わせる」ですが、そうは言っても技術的に難しいことや、そうすることで多大な費用がかかり、住んでいる方があきらめて放置する、ということも考えられます。そのため、一定の内容については様々な緩和措置が取られています。


例えばある自治体では、違法建築であってもそれは「手続き違反」だから、建物は既存不適格扱いでスタートしていいですよ、というケースや、違反部分の改善の仕方もその都度相談に応じてくれたりします。


私たちはこれまで、古い建物、マンション、事業所のこういった問題に取り組んでまいりました。古い建物の記録を調べて、違法建築か既存不適格かを調査したり、新たな建築確認などオフィシャルな許可申請を行ったり、是正が必要な時は必要な設計とそのチェックをしたり、それにあわせてプランニングをしたり、そういったことが必要な際にはぜひお気軽にご相談ください。

 
 

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