日曜会レポートに関する記事一覧

公的借上げ制度~説明会での反応など

先週に立て続けに「地域の空き家問題」についてや「公的借上げ制度」についての

セミナーや説明会を実施しました。

ひとつは、高槻市市民公益活動サポートセンター主催の「たっすんカフェ」にて、

もうひとつは市内のある自治会の役員会での説明です。

ボク自身の感想は抜きにして、その場で上がった反応について。

・空き家になっていて、家自体が危険なところは、行政が強制的に改修などの
 改善命令を出すか、応じない場合は強制撤去や没収

・空き家になっているところを地域コミュニティで活用して、例えばお年寄りが気軽に
 集まれるような場所にする

・空き家の活用に行政も補助などを出すべき、もしくは若い人が活用できるような
 仕組みにする

・「公的借上げ制度」については、行政の明確な「お墨付き」がないと本当に
 「公的」かどうか怪しまれる

・この制度はボランティアか?そうでなければ、いち事業者の利益のために公の
 制度と謳うのか?

・終身保証や3年の定期借家契約など、高齢者(貸す側)にとっては有利な条件だが、
 子育て世帯(借りる側)のメリットをもっと充実させてほしい
 (例えば、借りる人のリフォーム補助とか、定期借家を6年に延長するとか)

過激な意見から、なるほどという意見まで、様々お聞かせいただきました。
やはり行政サイドでこの制度をどういう風に味付けするか、ということでしょうか。

平成24年度施政方針には記載されていますが、まだ検討段階ですから。

今後確実に(急激に)増加する空き家対策として、かなり有効な制度ですので、
高槻市さんにも効果的なプラスアルファの政策を期待したいです。
(文章:濱野)

防水の施工不良による雨漏り

雨漏りのご相談です。

築30年ほどの重量鉄骨2階建ての住宅。陸屋根です。これは漏ると大変なパターンです。

ご相談の内容は、雨漏りがしていたので、防水工事(FRP防水)を依頼しても雨漏りが
とまらず、水張りテストまでしたけれど原因が分からないので施工業者に「結露」と
結論付けられてしまっている、ということです。

おまけに、最初の段階から雨天時に施工するなど、不信感があり、その後の度重なる
不手際・見積り金額と実施違い・内装工事も雑な扱い等々もあるとのこと。さらに問題は
既に半金を入金済みということです。

まず、雨天時の施工。この目では見ていませんが、お施主さんが注意をしたのに、こっそり
屋根にのぼって施工していたのだとか。(すごい度胸ですが・・・)
その時点でまあ不適格極まりないです。

それと、割りと屋根の面積が大きかったので、そういったケースに対し、FRP防水を
チョイスすること自体良くありません。

見積りの内容等、細かいところまではチェックしませんでしたが、不真面目な対応で
あることは何となく感じられます。お施主さんとしては「即刻返金!」と言いたい
ところでしょうけれど、既に支払ったお金を取り戻すのは難しいですね。

落としどころとしては、その業者が行った全ての工事に価値がないとは言い切れないので
現在支払った費用まででとにかく引き取ってもらう、というところです。
それ以上になると恐らく訴訟、というフェースに入っていきます。

いずれにしても、こういった建物の防水工事は難しく、特に雨漏れは「どこで漏れて
いるか」を突き止めるのが大変ですので、安易に工事を請けないでほしい、請けた
からには最後までトコトン責任を持ってやってほしいものだと思います。


公的借上げ制度(移住・住みかえ支援機構JTI)の運用資格「ハウジングライフプランナー」
を取得してから、マイホームのこれからについてのご相談も増えてくるようになりました。

制度の概要についてはこちら↓


そして今月号のシティライフにもまた掲載させていただきました。
(15ページ目に載っています)


先日の日曜日には、ある講演会でしゃべらせてもらう機会があり、大勢の方の前で
この制度の紹介をさせていただきました。
(いつになく緊張してしまいました・・・(。-_-。)

その後でお聞きしたお話し、空き家にして3年くらい経つのだけど、使い物になるだろうか、
というご相談がありました。

まずポイントとなるのは、築年数。昭和56年(1981年)5月に国の耐震基準がかわって、
(厳しくなって)いますので、それ以前の建物だと、まず公的借上げを利用するに
あたって、耐震診断が必要になります。

それともうひとつは、長い間家を使っていないと、驚くべき速さで家は朽ちていきます。
木造だと特に、ほとんどが文字通り「木」ですから、密閉した空気の流れない状態が
続くと、腐りやすくなります。使っていなくても、1ヶ月に2~3回でいいので、窓を
あけて、蛇口から水を流して、トイレや台所の排水も流してあげることが大切です。

とにかく、いずれにしても現場確認です。建てるときには、家族みんなで、そして
それに関わった職人さんたちも一生懸命考えてつくった家のはずなので、
できることなら、大切に永く使ってあげたいものです。

---------------------------------------
Facebookページを開設しました。


高槻の町の情報、お役立ち情報をドンドン更新していきます。
---------------------------------------
カスタマイズできる賃貸住宅物件情報サイト Free-C

http://free-c.klala.jp

賃貸でも自分でリフォーム・改装したい、という願いをかなえましょう。
新年おめでとうございます。本年も「暮らし楽しく」をモットーに、少しでも皆さんの
お役にたてる仕事をしていきます。どうぞよろしくお願い申し上げます。

さて、新年早々の話題、「マイホームの公的借上げ制度」ってご存知ですか?

公的機関※が皆さんのマイホームを借上げて、またさらに一般に賃貸するという
仕組みです。マイホーム、は戸建てでもマンションでも、所有されていればどちらでも
構いません(但し事業用のアパートなどは除く)

【貸したいかたのメリット】
・終身で家賃が保証される(今すぐ売るより、貯まった家賃分お得)
・公的機関が間に入るので安心(入居者との交渉不要)
・所有権はそのままで、3年ごとに解約も可能

【借りたいかたのメリット】
・敷金や礼金が不要
公的機関が間に入るので安心
・一定の内装リフォームが認められる

といった内容が大まかな概要です。詳しくは↓

jti.gif

このたびクララでは、この制度を説明・運用することができる資格である
「ハウジングリフプランナー(HLP)」を取得いたしました。

「子どもも独立したら、もうこんな大きな家や庭はいらない」
「子どもに譲ると贈与税がかかる」
「住宅ローンの返済がきつくなってきた」

などなど、皆さんのマイホームに関する様々な想いを是非ご相談ください。

また、【借りたいかた】も、公的機関が推進する制度ですので、お得で安心の
賃貸物件に出会えます。

今後、セミナーや相談会等も開催予定ですので、随時そういった情報も皆さんに
お届けします。

※公的機関:一般社団法人移住・住みかえ支援機構(JTI)
ここ高槻で起業して早や2年。ん!?まだ2年か・・・

それはさておき、何か地元に根付いた活動をしたいと考えていました。
「日曜会」といった無料の相談会もその一つなんですが、もっと広く、そしてこちらから働きかける
活動を、ということでこのたび

暮らしと町並みをささえる会

という任意団体を設立しました。

活動の内容は、町の保全活動ということをベースとして、

・荒れた空き家がないか巡回
・そういった空き家周辺の簡単な清掃
・空き家の対処について所有者の方と相談
・自治会の方々との問題の共有、解決法の検討
・お年寄りの方々などの困りごと相談
・地域の催しやお祭りなどの盛り上げ、活性化

といったことを行っています。基本的にボランティアと言いますか、無償で活動して
います。活動の手段は自転車が中心で、おかげさまで(?)この夏は自転車焼けで
こんがりとしてしまいました。
まあ、これも「日曜会」の発展形ですね。

活動の内容はtwitterにて投稿しています。

http://twitter.com/#!/kmskai


これも始めたばかりの取り組みですが、『高槻市市民公益活動サポートセンター』の
登録団体として、精力的に活動しています。

http://www.takatsuki-kouekisuport.com/

もし、皆さんのまわりや自治会でそういった話がありましたら、是非私たちにお声掛け
ください。サポートセンターと連携して、シルバー人材、NPO法人、学生さんなどなど、
さまざまな方と協力し合って、問題の解決にあたらせていただきます。

南側にある日突然マンションが・・・

台風が来ています。Free-C http://free-c.klala.jp の活動は、基本は「自転車で町を調査」
ですので、風も雨も大敵です。早く去ってほしいものです。

さて、今回のご相談はタイトル通り、
「家の真南にマンション建設計画が持ち上がり、家に日が当たらなくなるのではないかと
懸念している」という内容です。

マンションを建てると常に付きまとう問題ですね。
(そもそもボクは高層建築なんて不要だと思います。自力で行けないようなところに
「住む」べきではない・・・)

丁寧に書類をご用意いただいたので拝見すると、確かにデベロッパーサイドは
基準法(日影規制)をクリアしているように見えます。まあそもそも特別の理由や手法
なしに、制限をクリアせずに認申請を通すことはないのでしょうけれど。

ただ、日影規制は地盤面から4メートルのところの影で見ています。ここが法律と
現実のハザマと言うか、法律(もしくは行政)では対処できないところで、実際の
生活は+4メートルどころか1階なら+60センチくらいのところで生活していて、
1階に家族が集うリビングがあることが多いので、+4メートルのところで条件を
クリアしていても、現実にはどうかという問題があります。

旧公庫基準では、4時間以上の日照という記述もありますし、やっぱり昼間の一番いい
時間帯が陰になるっていうのは、悲しいものです。法ではカバーできない以上、
当事者同士で話し合うしかないのが現状なのですが、後から建てるほうは、後からの
礼儀みたいなものもありますし、他を圧倒する規模なわけですから、しっかりと
図示してもらう必要があります。

冬至期だけでなく、春分・秋分ではどうなのか?
自分の家にの西・南・東それぞれの壁、開口部にどれくらいの影がどれくらいの
時間落ちるのか?

そういったことをひとつずつ丁寧に、トコトン納得がいくまで説明してもらい、こちらの
「痛み」をまずはわかってもらうということです。
そして、その「痛み」の解決方法を示してもらうしかありません。こちらからは具体的に
言えませんから。

お互いの話し合い、という非常に難しい交渉ですが、デベロッパーさんが住人のかたの
気持ちを汲み取ってくださることを祈るばかりです。

でもホント、立ちはだかるようなマンション、いらないんだけどなー。。。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
高槻で新築やリフォームをご検討中の方、その他大阪、北摂地域で新築やリフォームを
ご検討中の方は是非気軽にお問い合わせください。

また、毎週日曜日に無料の相談会「日曜会」も実施しております。

yさんちの配筋検査

土地を探すところからはじめて、足掛け約1年半。
ようやく「家を建てる」という段階に入ってきたyさんの新築工事、先日はその
配筋検査に行ってきました。

と、その前に、柱状改良といって、コンクリート状の杭のようなものを地盤に挿入して
地盤全体の改良工事を行っています。

1305786188969.jpg

さて、まず見るのが、間取りと基礎計画があっているか。
あってるのが当たり前ですが、ちょっとドキドキ。

1306736354790.jpg


次に、今回は特にホールダウン金物といって、基礎と家の木の土台を締結させるための
金物を、基礎のコンクリートを打設する前に施工しているので、その位置の確認。

1306735424052.jpg


それから、鉄筋は空気中の酸に触れないように、アルカリのコンクリートで保護しないと
いけないので、きっちり一定厚さコンクリートを鉄筋のまわりにかぶるように、サイコロ状
のスペーサーを一定間隔に置いています。ハウスメーカーなどは独自の仕様で、樹脂製の
スペーサーを用いたりします。

1306735157351.jpg

布部分の立ち上がり高さや鉄筋のピッチがあっているか、

cache_000001303f80d4e377.jpg


鉄筋と鉄筋を継ぐ時に、重ね代がしっかりととられていることや、

cache_000001303f7d1c4e72.jpg


人通口の周辺が補強されていること、

cache_000001303f7dbb4873.jpg

などを確認し、給排水配管のルートやエアコンの取付け位置が一部特殊な位置になるので、
ドレン管を床下に通すためのルートと納めかたを現場の監督さんと打ち合わせし、
建った姿を何度も想像しつつ、この日の検査は終わり、となりました。

地震と地盤

先日の地震の被害の中で、あまり報道されていませんが千葉や茨城といった、いわゆる
北関東エリアの地盤沈下もかなり深刻なようです。

地盤は、家を建てる上ではもちろん非常に大切なのですが、なんとなく皆さん気にする
割には、「まわりに家が建ってるから大丈夫」とか「昔田んぼだったから弱い」とか
「少し地盤が低いから湿気るんじゃないか?」とか感覚的な判断(それはそれであっては
いるのですが)はあるのですが、具体的な数値や状態まではよく分からない、というのが
これまで多かったような気がします。

ボクも、詳細なところまでは深く理解しているわけではなく、信頼できる地盤改良業者
さんにと色々と相談をさせてもらっています。
地盤は、建物の計画から、そもそもの状態(地盤調査)とその対処(改良工事)をまず
セットで考えることと、それをふまえて基礎をどうするか、ということだと考えています。

例えば何でもかんでもベタ基礎だから安心、というわけでもなく、それには地盤に
あわせた、改良がなされていて、ベタ基礎の特長を十分にいかせる状態であることが
大切です。

耐震、というととかく建物に目が行きがちですが、地盤からダメージを受けると、
元も子もありません。目に見えないところだからこそ、家を建てる際にはきちんと
しておき、また建っている家の耐震補強を考える際には、是非地盤のことも頭に
入れておいてください。
キッチンとダイニングとリビングをつなげて、一続きの大空間に!

これは、もうかなり一般的に認知され、このようなリフォームを望む方も
多くなってきていると思います。
こんなことはもう、こちらから提案しなくてもお客さんから仰ってこられる、という
のが現実的には多いのではないでしょうか。

そこで、こちらの出番としては、お客さんが望む位置にレイアウトできるかどうか、
ということ、そしてもっと素敵なレイアウトはないか、ということです。

リフォームの場合(住み続けている場合)、そのお宅の特性を一番ご存知なのは
当事者であるお客さんなので、「劇的」なことをしない限り、大まかにはお客さんの考える
レイアウトがほぼ正しいことが多い。

こちらはその大きな方向性に対して、詳細に検討していく作業になります。

そのときに気をつけなければいけないのが、給水・排水経路について。
給水については、好きな位置に引いていけばいいのですが、給湯配管については
既存の給湯器から遠くなると、なかなか温かいお湯が出てこない、なんていうことに。

その場合は、キッチン用の小さい給湯器を提案することもあります。
どの道、給湯器は壊れるものなので、メインの給湯器も次回交換のときは
「お風呂用」として今より小さなものでまかなうようにします。
ま、これはひとつの提案として。

排水については、これは厄介で、横引き配管までの勾配が取れなければ基本的には
アウトです。シンクの位置が極端に変わるときは注意です。

あとは、レンジフードの排気です。これも天井裏を通って外に排出されるように
ダクトを通しますが、これも意外と厄介で、天井裏に走っている梁にあたって
しまったり、外に出すときに構造材(胴縁)にあたるのを避けるために一旦ダクトを
下げないといけないこともあります。
構造材はできる限り欠損させたくないので、そんな場合はダクトの分天井がさがる
ことになる可能性もあります。

P1020145.JPG

これは、ダクトを外に出すときに下げる分、冷蔵庫上の空間をとろうかとして
いる施工途中の写真。

家のセンターにキッチンをレイアウトしたい!なんてことも、雑誌などをご覧に
なって希望されるときには注意を。

調湿効果のある材料の効果のほどは?

漆喰壁や珪藻土というのは、昔から調湿効果がある材料として親しまれてきました。
また家の中に浮遊する微量の化学物質も吸収する効果もあります。
加えて、そういった塗り壁には独特の質感とやさしさをあわせ持っているので、クロス
仕上げとは違う空間演出ができます。

といった、情緒的な話までならいいのですが。

近年、工業製品として調湿や吸湿、消臭効果のある材料が出てきています。
パネル上のものが一般的ですが、クロスにもそういった効能を謳っているものがあります。

そうなると、ボクたち「どれくらいの効果があるのですか?」とお客さんから聞かれます。
こちらの世界では、またこちらの世界に目を向けられる方はやはり「性能」というところを
第一に見られているので、当然です。

難しいのは、数字で表すのがとても難しいのと、数字で表されてところで、それがどの程度
のものなのかが分からない、また個々の生活環境(暮らしかた)と身体的感覚は異なる
ので、「こんな感じ」とも言いにくい。

ただ、湿気や匂いが気になるなら、そういう材料を取り入れたほうが効果はありますし、
実際されたお客さんに話を聞くと、やはり効果はあるそうです。(それも感覚的な個人の
感想に過ぎませんが、効果がない、という話は聞いたことがありません)
ただし、ある程度の面積を施工しないとその効果は感じられないでしょう。

画像 056.jpg

それと、結露対策に限って言うと、サッシガラスをペアガラスなどに替えて、サッシの
結露を抑えますよ、なんていうことをすると、そのガラスについていた湿気が今度
どこに行くか分からないので、吸湿効果のある材料を使ったほうが良いと個人的には
思います。

2012年4月

1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30          

アーカイブ